シリーズ第6章 『人間万事塞翁が馬』

2013年10月02日 07:53

『航海と後悔』

シリーズ第6章 『人間万事塞翁が馬』

昨日は1日さぼっちゃいました。静かな朝を迎えたことと思います。

天吉は娘がいる、仙台の亘理というところに行っていました。

震災のひどかったところです。海側は全滅でしたが、高速道路の土手が堤防になって、その道路の内側は

比較的被害が少なかったようです。去年も行ったんですが、パッと見るとまだまだ復興が進んでいないように

見えますが、全部流されて何もなかった亘理の漁港にも、真ん前に釣具屋さんや牛乳屋さん、食堂などもできて、少しずつ住民の方々も元気を取り戻している様子でした。

昨日の夜は、娘夫婦がお世話になっている、SAKURAと言う会社の社長様のお宅に招かれ楽しい夜を過ごしました。

その社長さんは67歳でめちゃめちゃパワフルな方で、震災で自分の会社、工場がすべて流されてしまいました。

ところが現在会社は見事復活し、それどころか何と素晴らしい豪邸まで建てられ「これを5年で返すんじゃ!」と豪語したのです。

この会社はオリジナルのおしゃれなウッド倉庫を受注発注でネットで日本中に販売しています。

ライフスタイルにこだわる方々には絶大なるファンがいるそうです。

震災の時、たくさんの入金済みのオーダーを抱えていたそうです。

社長の奥様が、なんとかお金を返そうと、ドロドロぐちゃぐちゃの中から書類をさがしだし、お客様にやっと電話をしたそうです。

驚くことにほぼ全員が、お金を受け取らず「頑張って復興してください!待っています。」との答えだったそうです。

奥様はこの時ほど「うれしかったこと、感謝した事」はなかったそうです。

それがバネになり、ご夫婦で工場を再建し、見事全員に納品を果たしたのです。

待ち望んでいたお客様もどれほど歓喜感動したことでしょう。

お客様からの信頼は深まり、感謝のメッセージを多くいただいたのです。

天吉もこの話のくだりには涙が出そうでした。

*危機を乗り越え、全員に納品された。

 

天吉が驚き感動したのは、その前向きな精神力です。67歳ですよ!

67歳にしてびっくりするような壮大な夢を語る社長を目の前にし、天吉も大きな力をいただきました。

 

人生の長い航海は実に多くの出来事が起きます。

最悪の事態が、最高の状況に転換していく、またそれはまた不幸につながっていくこともある。

 

まさに、「人間万事塞翁が馬」

人間万事塞翁が馬とは、人生における幸不幸は予測しがたいということ。

幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。

 

「禍福(かふく)は糾(あざな)える縄の如(ごと)し」

災いと福とは,縄をより合わせたように入れかわり変転する。

 

人生最後に幸せになってることが重要です。

航海途中いろいろあれど、最後に帳尻がピタッと合えばいいのです!

 

座礁中の方々も、成功を喜んで浮かれている方も、この2つのことわざを胸に刻み、航海を続けましょう。